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学校&幼稚園のうさぎたち‥

-複数の小学校と幼稚園より-
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この小さな命を守ってください
この小さな命を守ってください           考えましょう!

引越し後、近くにある小学校の飼育小屋を見に行きました。
私が近寄るとうさぎたちが近寄って来ます。『可愛い♪』うれしく思いました。
そして休日等にたびたびうさぎに会いに行くようになりました。

気づきました。
いつも、どの時間に行っても食べている姿を見ませんでした。
1日うさぎを見て過ごし、休日誰一人世話に来ないことを知りました。
それどころか飲み水もありません…信じられなかった。
私は家に行き野菜を切り学校へ戻りました。

飼育小屋は、以前鳥がいた池がありカメとうさぎが一緒にいる場と仕切られうさぎだけに分かれています。
そしてうさぎ場の中にさらにケージがあり他の子と分けてある子がいました。
小屋の周りは小鳥が逃げないようにしていたのかワイヤーの細かい1cm四方の網に囲まれています。
その網目から切った野菜を投げます。すぐに飛びついて食べます。

でも、ケージの中のうさぎには届きません。
野菜の飛ぶ方向に近づきます。でも届かず周りにいるうさぎが食べます。
うさぎにどうか届きますように。祈りながら、願いながら1時間以上投げました。
いつから涙が出ていたのだろう。最後の一切れを投げ座り込み泣きました。
翌朝学校に行きました。改善を求めて…
それを聞き入れるまでの数年を追記したいと思います。
時間がないので少しずつ追加します。 2016年11月17日

悲鳴がきこえませんか? あなたのまわりは? 助けてください!
現実です             悲鳴がきこえませんか?              あなたのまわりは?             助けてください!

ここに紹介しているような酷い状況の飼育環境ばかりではないと思います。
でも、このような実態もあるということを知っていただきたく写真を公開しました。
またあまりにも酷い状況で掲載できない写真も沢山あります。

ここに通っている園児や生徒の父兄はこの実態を知りません。
職員でさえ知らない人が多いでしょう。
係りの先生と園児&生徒のみが知っているこの状況をいかが思いますか?

生き物は365日面倒をみなくてはいけません。
学校が休みのときは、室内で飼われているハムスターの世話は誰がするのでしょうか?
極端な言い方をすれば、校内に人がいなければ、真夏も窓を閉めきってるのですよね。室内何度?
係りを一人の教師にまかせたら、・・・その教師に休みはないのでしょうか?
里親を探していますと幼稚園や学校へという話もあります
私は飼育担当者以外の方からのお話はお断りしています。
なぜなら、「休みの日は誰がみるのでしょうか?」で、ご理解いただきたいと思います。

ある保母さんが言いました。
「インコやハムスターを握りつぶすのも生き物とふれる教育と」
小さい子が加減がわからず握りつぶす行為が果たしたて情操教育と言うのでしょうか?
家庭で触れる機会がないからと言ったけど、家庭で飼っているインコやハムスターを小さい子に持たせますか?
見せるだけにするのではないでしょうか?

長期休暇、連休といった休みにご飯やお水をもらない。
掃除などの世話に来ないところも多々あります。
私が問い合わせた学校は毎日面倒を見ていますと言い切りました。
でも、実際は日曜日誰一人来なかった。
真夏にご飯も水もないその飼育小屋のうさぎは自分たちの出した尿を飲んでいました。
こういう現場が減るきっかけになって欲しいと思いこのページをつくります。
まだ、つくり途中ですが学校が週2日休みになったこともあり慌てて写真を公開しました。

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HPを見て・・・

② 03/04/19 記載

『はじめまして 小学校で教員をしています。
私は去年から飼育担当になりました。
今年で担当2年目、やっとうさぎが落ち着いて暮らせる雰囲気になってきました。

1年前、現在の学校でひどい現実を目の当たりにしました。
50匹近くのうさぎが6畳×2部屋の小屋にいました。
小屋に入ろうとすると足の置く場所がないような状態でした。もちろん去勢手術などしてありません。
私は引き継いでからの4月の間、1ヶ月無残な赤ちゃんの死体を埋葬し続けました。
私の願いは子どもたちが無残に引きちぎられた死体を見ないようにすること、
それは具体的には、子どもたちの感情について、
可愛いという感情があって初めてかわいそうという感情が生まれるのだと今でも思っているので
ひどい状態の赤ちゃんの死体を見て、気持ち悪いという感情を初めに心に抱いて欲しくない、
こんな死体を目の当たりにしてばかりいたら情操教育でも何でもない!
せめて私が5分早く小屋に行けば先に埋葬しておくことができる、、、
その1ヶ月の間、毎日ひどい光景を見続けました。
(具体的に言えば真っ二つになっている死体、耳がかじられている奇形のような死体、首だけが転がっている死体、、、
ミイラになった死体も4匹埋葬しました)

悲しくて悔しくて…今まで飼育担当をしていた教師を責めたい気持ちもありましたがまず私は校長先生に話をしました。
1ヶ月で何匹の赤ちゃんがどういう状態で死んでいったのか、それを見るのは大事な児童たちの目だということ、
そして去勢手術をさせて欲しいということ、
返事は①去勢手術はOK
   ②地域の獣医さんに相談して詳しく教えて欲しい
   ③今まで知らなかったとはいえ、今からでもできる限りしていこう
とにかく前向きに話は進みました。

すぐに校区の獣医さんに出向き、話を聞きました。
・オスの方が手術が簡単だから1匹9500円でできる。
ただし、校区で色々とお世話になっているので学校だったら無料でやってもいい。
・学校へ出向くことがすぐにはできにくいので先生の方で性別を分けて欲しい。
以上のこと、それからうさぎを飼育するに当たっての諸注意も教わりました。

すぐに校長先生に話し、そのまま飼育小屋で性別を分けると
その様子を見ていた周りの教員たちも3人、応援にかけつけてくれました。
ひとりが抱いて、もうひとりが見る、、、その繰り返しで全部の性別を分けました。
するとオスが多いこと、、、30近く、オスうさぎがいました。
次にオスをもらってくれるところを探し、10匹以上もらってもらいました。
他の学校だったり、動物大好きな教員であったり、家庭であったり、、、
残った20匹近くのうさぎはすべて獣医さんに3匹ずつ連れて行き手術を行いました。
そこまでが50匹が狭い小屋にいる現状をどうにかしたいと、うさぎの数を止めるための私の行動でした。

また、えさについては新鮮な野菜をいつでも子どもたちが与えられるようにと
キャベツとブロッコリーをうさぎ大好きな教員が校内の片隅で育ててくれ、
ペレットとともに与えられるようになりました。
子どもの手からうさぎが食べるということがやっとできるようになりました。
ちなみに今年は人参を育てようかと計画中です。

そして怪我をしたり、病気になっているうさぎのこと。
目やにが出ていたり、怪我をしているうさぎのためにケージを買ってもらいました。
10個のケージが今、ウサギ小屋の中にあり、飼育当番の子が世話をしています。
去勢手術をしたばかりのうさぎもこの中にしばらくいました。

小屋の周りにたんぽぽやクローバー、オオバコなどのある広場があります。
そこを3時間ほど子どもたちとうさぎが自由に駆け回ることができ、
お昼過ぎには飼育当番によって小屋に戻らされるという状態にやっとなりました。
そして今、うさぎは20匹になりました。
ようやく子どもたちが名前をつけたり、昨日と今日の様子を比べたりうさぎの個性を比べあうことができ始めました。
土日の飼育当番は教員の中で交替で行っています。
先日も新しく転勤してきた教員たちにウサギ小屋の当番の説明をしたところ、
「こんなきれいな小屋ははじめてみた、動物が苦手だけどここならお世話できそう」
「土日だけでいいの?時々子どもといっしょにお掃除しようか?」
などと積極的に土日のボランティアを受けてくれました。

子どもたちの心にうさぎが可愛いという感情が生まれてほしい、初めはたったそれだけの気持ちでしたが
獣医さんにうさぎのことを教わり、自分でも学習し、そして毎日飼育小屋に通ううちに
うさぎがかわいそう、うさぎがここでも幸せに生きられるように、そんな気持ちに変わっていきました。
まだまだ色々と変えていかなくてはいけない現状がありますがこれから次の担当に変わったときでも
ずっと大事にされ続けていくうさぎ小屋にしていこうと2年目、あたらめて決意をし、平成15年度が始まりました。
私だからできる管理ではなく、誰にでもやっていける管理にしなくてはならないのが学校現場における飼育小屋の管理だと思います。
そのためにできることは精一杯やっていくつもりです。

そして私ごとです、今ウサギと同居しています。
もうすぐうちに来てちょうど1年です。
可愛くて仕方ありません。

長々とすみませんでしたが、こんなことでも何かの役に立てたらとおもい、メールしました。』


① 02/11/30 記載

『初めまして。私は大阪で小学校教員をしています。
あまりにひどい学校飼育に驚き、メールしました。
 私の勤務する小学校の飼育小屋もけしてうさぎにとって良い環境ではありません。
 我が家には、ペットとしてうさぎを飼っているので、うさぎに関する少しの知識はあります。
それゆえ、勤務校の飼育小屋はけしていい環境とは思えません。

 勤務校では、うさぎと一緒にアヒルが1羽飼育されていて、よくうさぎをつついています。
これだけならまだしも、うさぎたちは避妊や去勢されず雌雄一緒に飼育されているので、
穴を掘り赤ちゃんを産みます。それをアヒルがそれをみつけてつつき、いたずらに殺しているのです。
これが、私が赴任する前からずっと前から続けられており、児童たちも無残な子うさぎの死体を何羽も
見続けているのです。なのに、飼育担当の教員は何の対応もありません。見て見ぬフリ。
(春に、私がアヒルにつつかれて瀕死の子うさぎを自宅へ持ち帰り人口飼育を試みことがありましたが、
できませんでした。たった、2日間の世話でしたが、子うさぎのことを勉強し、
必死になって助けようとしました。愛情も沸きました。思い出すだけで胸が苦しくなります。)

 死んでしまった子うさぎたちは飼育委員の児童たちが埋葬します。
まだ毛が生えていないので血も目立ちます。なのに平気で子どもたちに埋葬させる教員や、
生き物が嫌いなのに飼育委員会の担当になっている教員がいるのが現実です。
 しまいには、自分はうさぎを触れないのに「埋葬も立派な飼育委員の仕事だ」、とか
子うさぎが死んでしまうような環境をつくっておきながら「情操教育の一環だ」とか
「弱肉強食だ」とか、まったく身勝手で呆れる考えを持つ教員もいます。
 1日に簡単なそうじとエサやりと埋葬だけで情操が養えるんでしょうか?

 教育は変わってきています。今や、学校には必ず飼育小屋あって、そこにはうさぎがいて・・・、
というきまりはありません。いやいや飼育したり、うさぎの体調管理も怠るようだったら、
小学校には飼育小屋はいらないとおもいます。
 また、予算の関係で飼育小屋に当てる金額は少なく、環境を良くするどころか、現状維持も難しいのです。
多面的に考慮して、生き物を満足に飼育することが可能か学校単位で再度考えていく必要があると思います。
 しかし、いまある小屋を取り壊せと言っている訳ではありません。
飼育している以上せめてこれ以上うさぎたちの環境が悪くならないよう、われわれ教職員も考えていかなければならないのです。
が、教職員の学校飼育に対する意識の低さも気になります。
ですので内からの働きかけ(職員や教育委員会)はもちろんのこと、
外からの働きかけ(つまり世論や保護者など)もあるといいんでしょうけど・・・。

 来年は飼育委員会の担当になり、こどもたちと一緒に学校のうさぎたちを1羽でも多く幸せにしてあげようと
思っています。(無理はできないですけど・・。がんばります)
 思うままに長々と書き込んでしまったので脈絡もなく分かり辛いと思いますが、ご了承ください。
また気付いたことがあったら、メールさせて頂きます。』

ご意見ありがとうございます。中からの改善は縦組織の学校では大変だと思います。
でも、誰かが働きかけなければ永遠に変わることはありません。
無理をせずに気長に一緒に頑張っていきましょう!応援しています!
掲載を承知していただきありがとうございます。
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学校飼育に関するQ&Aコーナーを設けました。
お願いがあります。Q&Aは、掲示板でなくメールを下さい。
ここに記録しみんながいつでも参考にできるようにしたいと思っています。

Q001 学校の飼育小屋のいい環境についての例をご存知の方がいらしたら、是非是非教えてください。
一人のお母さんが一生懸命うさぎ小屋を掃除していらしゃいました。見るに見かねて掃除しているとのことでした。
うちの息子は飼育委員ではなかったのですが、自称飼育委員の用務員さんということで学校でも飼育小屋に出入りすることが公認されていたとのことです。今はもう中学生です。
うさぎ達のかわいそうな話をよくいっていましたが、あまりのひどさに驚きました。
下はコンクリートに最近工事されて、カモやシャボといっしょで、うさぎがあかちゃんからおとなまで20匹はいたかと思います。
仲が悪いからと言って四匹ほどしけった小部屋に隔離されていて。
その掃除されていたおかあさんとこれからどうにか改善していこうということになりました。
しかし、何から手をつけていいのか?

Q002 学校の飼育小屋のいい環境についての例をご存知の方がいらしたら、是非是非教えてください。
・うさぎ小屋は下がコンクリートなので、おしっこでぬれてしまいます。
そこを走るせいか足裏に傷をつくっている子が急にふえました。1年以上の子に多いのです。
とても痛そうで手当てのしようがありません。傷がひどい場合は抗生物質をのませるくらいです。
市内うさぎめぐりをして、七校のうさぎを見てきたところ、砂をしいてその上に藁をおいていろところがありました。
そうしてみようかと思いましたが、うちの場合21匹いる方の小屋でやっても砂がしめってしまってダメかなとかも考えられます。
とにかく足の傷なおしたいのですが。
・冬対策、下がコンクリの冬は始めてです。どう防寒したらよいか。


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なお、寄せられましたメールの内容はこのページに紹介したいと思います。